適応障害ってなに?
いくつかの病名を渡り歩いてきた訳ですが、そもそもとしてその一つ一つの病気がよくわからない訳です。
そして調べても調べても専門的、かつ学術的な観点からの記述ばかりで"結局なんなんだ"の状態なんです。
なので、個人的主観も含めながら今後まとめてみます。
個人的主観が含まれる理由は、"こう書いてあるって事は自分はこういう人間、ダメ人間なんだ"ととらえない為です。これは自分が悩まされました。最初から"こういう風になってるんだよ"って言われればその先入観からもちょっとは安心出来るのではないかと思ったからです。
一番最初に通告された病名「適応障害」。
ストレス因子により、日常生活や社会生活、職業・学業的機能において著しい障害がおき、一般的な社会生活ができなくなるストレス障害である。
とWikipediaに記載がありました。
仕事などのストレスにより一般的な社会生活に支障が出てしまう病気という事です。
ストレスの原因をとりのぞくと大体6か月くらいで治る模様。
ただし、取り除かれることなくそのままの状態だと慢性化してしまう。
下記、症状が2週間以上続くとうつ病と診断される可能性が高くなります。
症状について
【焦燥感】【不安】【怒り】【焦り】など情緒不安定になったり、【不眠】【頭痛】【吐き気】【体の震え】などの体調不良、【暴飲暴食】【攻撃的になる】などの行動に変化が生まれます。
治療について
一番はストレスの除去。環境の改善。となります。
仕事の場合は辞めると逃げる事を覚えてしまい、他の病気の併発時に治りにくくなるという話もあるので、休職や部署移動など願い出ると一番いいかもしれません。
まぁパワハラによる場合は辞めることを視野に入れた方がいいでしょう。
ゆっくりとで構わないのでストレスを発散させて、落ち着いた気持ちを取り戻すのが大事です。
早く復帰しないとって考えてしまい行動に起こそうとすると体の震えなど行動できない事にもどかしさを覚えて更にストレスしなります!(体験談)
よく、"真面目な人がなる"とか記載されてますが、真面目だからなるのではなく"自分の考えを聞かずに知らぬところで話を進めて追い込まれるとなる"という感じがします。パワハラなどもそうですけど理不尽さで我慢の限界が来るからではないでしょうか。
お年を召された方、悪く言うと団塊の世代やバブル世代が「我慢が足りない」とか「根性がない」とか言いますが、全く関係ないです。
私は精神的にも肉体的にも厳しいスポーツというか武道の世界にいました。その頃良く言われてたのは「肝が座ってる」「我慢強い」「根性は人一倍あるがひねてる」と。
そんな私が発症した以上、精神論ではもう語れません。
サッカーなどの選手が引退後、就職したらうつ病になる人が多いとも聞きます。
甘いと言われるかもしれませんが、バブル期の報酬も貰えず倍の仕事をさせられている昨今、今の会社の体質を見直して行くことが大事なのでは?と思われます。